中居正広（元SMAPメンバー）さんの命式解命と姓名の凶暗示について
久しぶりの投稿となりました。最近は命名依頼などで忙しく、記事投稿の間隔が空き気味になっており、記事を見ていただいている方にはご迷惑をお掛けしております。
さて表題の件ですが、今日は最近体調不良を理由に休養している中居正広さんの先天運解読と姓名暗示について解説したいと思います。
中居正広さんの命式と喜神・忌神
早速中居さんの先天運解読からいきましょう。中居さんの生まれた時間については以下のサイトに記載されていましたのでこちらを元に判断しています（100%正確な情報ではありませんのでこの点ご留意願います）。中居さんの誕生日は1972/08/18 22:00 神奈川県 藤沢市とあります。
| 天干 | 己 | 辛 | 戊 | 壬 |
|---|---|---|---|---|
| 地支 | 亥 | 巳 | 申 | 子 |
以上が中居さんの命造です。天干においては戊・壬剋、そして地支においては亥・巳冲、申・子水局半合と三つの剋合があるためまずはこれを読まなければいけません。ちなみに四柱すべての干支を計算した場合は若干の身弱となります。
まず天干は戊・壬が剋去しますので無作用化。地支は亥・巳冲、申・子半合が隣り合わせているためどちらも成立し、亥・巳については冲去、申・子については水の半合が成立します。つまり原局の干支は、天干は己・辛、地支は申・子のみであり、この上で五行の力量を計算しなければなりません。
以下に原局における五行の力量を示します。
- 木（死）：0
- 火（囚）：0
- 土（相）：3
- 金（旺）：5
- 水（休）：16
このようになり、日干の力量（約8程度）よりも食傷の水の力量が上回るため日干身弱確定です。しかしながら、日干の力量と食傷の力量差は約8程度ですので食傷大過まではいきません。日干は小弱程度とバランスを保っています。
そして以下に解命結果を示します。
- 日干：辛金
- 格局：月劫格
- 日干強弱：身弱（小弱）
- 用神：戊土（ぼど）
- 喜神：土・金（原則的に金は喜神ですが、食傷大過の時は閑神です）
- 忌神：水・木（水を最も忌みます）
- 閑神：火（原則的に閑神ですが調候ですのでほぼ喜神です）
- 調候：丙火（へいか）
以上が中居さんの先天運の基本的な解命結果となります。命式は申・子が合し、なおかつ日干の辛金に生じられるため水が奔流となっており、防波堤が必要ということから用神は戊土です。また調候の陽火は日支の巳にありますが、冲去して機能していません。このため要調候です。
なお金は喜神ですが、地支に巡る申金は原局と合わさり申・子・申の水局半合となって水を強めるため忌神です。その証拠を一つ示しますと、SMAP解散騒動があった2016年が【丙申】であり食傷大過、中居さんにとって非常に辛く厳しい年であったことが分かります（食傷は衣食住のみならず、仕事運も司ります）。
中居さんの運勢に現在何が起こっているのか？
それから、もう一つ中居さんが非常に忌む地支があります。それが丑です。なぜなら、丑は原局の亥・水と結託し、亥・子・丑の北方（水の方合）を形成するからです。
水の方合を阻む地支は午ですが、中居さんの地支には午がないため北方が成立し、水が大変な勢いとなります。方合によって申金が固有根となりますが、申は水に加勢するため忌神的となり、良いところがありません。
そして、なんと現在の中居さんの大運に巡っているのが【癸丑】（2019年～2029年）であり、水の方合が出来ていたのです。しかも、天干にも癸水が巡っており、水の勢いをさらに強めていました。中居さんにとって水は食傷ですので、日干・辛金の気を洩らし、現在は日干が過弱に陥っているのです。
このことから、私は中居さんの現在の病状はかなり深刻なものだと考えています。なぜなら、現在の日干の力量が8程度であることに比べ、水の力量は単純計算で40近くあるからです。何度か当サイトで言っていますが、忌神の力量が40を超えると命に危険があることが多いのです。
加えて、今年の干支は【壬（水）寅（木）】と忌神巡り、来年も【癸（水）卯（木）】であることから、特に今年の冬～来年の冬にかけては非常に注意が必要という年回りなのです。ちなみに水の運気は11月立冬・亥から起こり、2月の立春まで続き、この間中居さんの運気は最も弱まります。
なおSMAPが結成されたのは1988年のことでしたが、この時の大運は【己（土）酉（金）】、流年運は【戊（土）辰（土）】と喜神が沢山巡っていることからも、解命結果が正しいということが分かっていただけると思います。そしてこのように事象とすりあわせてみると、生まれた時間が22時というのは当たっている可能性が高いということも分かります。
中居さんの姓名構造の凶暗示と吉名
中居さんの姓名構造についても少し触れておきましょう。虎の舞にも書きましたが、中居さんの姓名構造は以下となっており、喜神の生助がないことが分かります。
中居正広 (天格11・木｜人格13・火｜地格20・水｜外格19・水｜総格32・木)
人格が火であることは良いことです。火は閑神ですが、調候用神ですので喜神と考えて良く、また天格と相生するためここまでは好ましい構成と言えます。しかし、地格が水となり、これによって外格も水となり、火と相剋してしまっている点が大きな問題です。
これにより、火は二格の水から剋されその徳を失うことになり、喜神が全く活きていないということになるのです。また、水二格ですので、忌神の働きを強めてしまう作用がむしろあり、大運・流年が忌神運に入ると大きく生命力が減退してしまうということになるのです。
ちなみに中居さんの先天運から見る病原となりやすい部位は、特に水（大過）と火（不及）ということが分かります。
このため、中居さんにとっての吉名は【木・火・土】であり、これによって水の大過を忌むことはなくなります。なぜなら、この配置ではまず調候の火が剋されることなく活き、さらに用神の土が火の生助を受けるという好循環（相生）が出来ているからです。