山田五郎さんの先天運と喜神・忌神・大運・姓名位相
2026年7月に67歳で死亡した山田五郎さんの先天運解読を行ないます。山田五郎さんについては虎の舞でも記事投稿を行なっており、本記事はその根拠ともなるものです。
とはいえ生まれた時間は分からないため、三柱からの推測推命となります。
山田五郎さんの命式と日干強弱
山田さんは1958年12月5日生まれとされています。その日の三柱構造は以下です。
| 天干 | ? | 丙 | 癸 | 戊 |
|---|---|---|---|---|
| 地支 | ? | 辰 | 亥 | 戌 |
山田五郎さんは日干・丙火の人で、月支は亥月・水旺の生まれです。命式を見ると、外格か?というくらい喜神の干支がありませんが、外格か否かは蔵干や合・冲も見て判断しなければいけません。以前四柱推命の著書で、外格を推測的に語っている占い師がいましたが、適当すぎます。
まず、亥の蔵干に甲木、これは丙火の印です。それから辰の蔵干にも乙木・印がありますので、この時点(三柱)で外格には属しません。格局は、通根する壬を取り、偏官格となります。
それから天干の癸・戊は干合の関係ですが、地支が水旺なので干合しません。合去とみなします。三柱では、地支の辰・亥・戌はどれも合冲しませんので、固有根として判断します。
天干の干合を加味すると、三柱の五行力量は大体以下となります。
- 木:約2.5
- 火:約1.0
- 土:約6.0
- 金:約0.8
- 水:約8,0
このような五行力量・バランスなので、大過する五行はありません。また微弱ながら、欠けている五行もありませんので、先天運位相は中~やや高めとなる可能性があります。ただし、調候用神は日干の丙火だけでは弱いため、もし時柱にも火がなければ中~低めの位相と判断します。
とはいえ、山田さんのこれまでの成功を見ると、おそらく先天運(原局)位相は中程度だろう、と個人的には考えています。しかしながら、三柱は食傷と官が混在する命造で、日干のエネルギーが弱いため、姓名位相が高いか、あるいは大運位相が高くなければそのような成功はあり得ません。
山田さんの大運位相を読むと、20歳~喜神の寅の木運がはじまり、順行運ですので、やはり大運に恵まれていたことが分かります。
山田五郎さんの喜神・忌神
日干は三柱で小弱程度であること、加えて癸・戊が解合するとさらに身弱の度合いが強まることから、身弱と判断して間違いない命式です(何時生まれでも身弱)。水旺生まれで土も強いため、甲木を用神として取ります。
格局と喜神・忌神は以下となります。
- 日干:丙
- 格局:偏官格
- 日干強弱:身弱(小~中弱)
- 用神:甲木
- 喜神:木・火(?)
- 忌神:水・土・金
- 調候:丙火(?)
上記が基本的な解命結果となります。食傷・官混在ですので、どちらも忌神となります。死因が『がん』ということからして、時柱は土と予測していますが、どうでしょうか。死亡時の大運の巡りも以下に示しますが、時柱が土の場合は事象と合致します。
たとえば時柱が【壬辰】の場合、土の地支は辰・辰・戌の三支となり、食傷の忌が起こりやすい命造となります。このような命式の場合は、比劫の火も土を生じるため、閑神もしくは忌神寄りとなるため火を(?)としています。また【壬辰】の場合は、調候も不良と判断されます。
時柱の土を予測する理由は、まずガン発見時の流年運が【甲辰】運であったこと(2024年10月4日、原発不明がんのステージIVBと診断され、抗がん剤治療を行っていることを自身のYouTubeチャンネルで公表した)。加えて、死亡時の大運が【庚午】流年も【丙午】だったためです。つまりこのように土多命造の場合、午火が土を生じ、食傷大過する忌象が発生する暗示があるからです。
もちろん、五行としての【土】の忌象も出る暗示があります。
また、虎の舞でもお話しましたが、山田五郎さんの芸名は五格すべてに忌神の金・水があることも病弱暗示を強めています。この金・水が姓名に多いことは、暗に日干の丙火を弱めます。そして弱まった火が、さらに土を生じて弱まり、強まった土が忌象(ガン)となって発現するという暗示です。
ガンは土説と金説がありますが、山田五郎さんの命式と大運を見る限りでは、土説が有力だと考えます。なぜなら、ガンは土が大過する場合の暗示であり、不及の時はアンバランスではあってもガンの発現暗示とは見ないからです。
このようなことで、運勢・健康を見る場合には姓名も大変重要と言えます。