橋本環奈さんの先天運解読~日干強弱・格局・喜神忌神・大運波乱期等
先日虎の舞で、姓名位相の高い例として橋本環奈さんの姓名を上げました。今回はその根拠となる橋本さんの先天運について解説致します。
橋本環奈さんの生年月日時については、本人が過去「「私は1999年の2月3日13.16に産まれたからです」と発言していることが知られており、この生年月日時にて四柱を取ります。
橋本環奈さんの命式と日干強弱
| 天干 | 甲 | 丙 | 乙 | 戊 |
|---|---|---|---|---|
| 地支 | 午 | 戌 | 丑 | 寅 |
橋本環奈さんは福岡市の生まれであり、時差を考慮すると真性生時は12時44分・午時生まれとなります。2月ですが丑月土旺の生まれであり、戊・戌・丑とあるため土多に見えますが、寅・午・戌の火局三合が成立しているため日干は強いです。
しかし数値としてしっかり確認しておきましょう。以下は三合を加味しての五行力量です。
- 木:約4.0
- 火:約20
- 土:約12
- 金:約2.0
- 水:約0.2
上記のようになり、比劫の火が最強となるため日干身強確定です。とはいえ、土の力量も12程度あるため、日干力量は平強~小強程度と、火の大過手前となっています。
このため食傷が用神であり、食傷の力量が適度であるため、食傷運に恵まれやすい先天運と言えるでしょう。食傷が司る運は、主に生活環境運・境遇運・才能発揮運・対人運・人気運等で、加えて傷官格のためカリスマ性のある命造です。
なお日干の力量については、三合と方合では全く作用が異なってきますのでこの点も整理しておきましょう。方合は旺支の冲のみで解合しますが、三合は形成するいずれかの地支が合・冲を起こすことで解合するため、日干強弱や喜忌が変動しやすいのです。
橋本環奈さんの命式にある火の三合の地支では、概ね大運・流年干支により、以下の作用となります。解合する地支のみ記述します。
- 子:解合。不及である水を得ることに加え、日干不強・不弱となり大吉
- 寅:三合加担。火を強めやや凶。
- 卯:戌と合の情があるため解合・日干身強のまま
- 辰:戌と冲するため解合・日干身弱の土多
- 午:三合加担。火を勢いよく強め凶意あり
- 未:午と合するため解合:土多身弱・躁土でやや凶
- 申:寅と冲するため解合:身弱だが不及の金が巡り吉運
- 戌:三合加担。日干身強で躁土、やや凶
- 亥:寅と合するため解合:土は湿土となり食傷有情、吉運
このように、かなり多くの地支で解合や三合の強めが生じることが分かります。このため橋本さんのような命式の場合は、大運動向をしっかりと読んで位相や姓名構造を判断することが重要となります。
橋本環奈さんの格局と喜神忌神
日干強弱が明確になりましたので、原局の喜神・忌神等も明らかとなります。ただし下記はあくまでも原局の喜忌ということが重要で、大運・流年によっては身弱となり喜忌が逆転する可能性もあることを覚えておいてください。
- 日干:丙
- 格局:傷官格
- 日干強弱:身強(平~小強)
- 用神:己土
- 喜神:土・金
- 忌神:火・木
- 閑神:水(喜神寄り)
- 調候:丙火(良好)
重要な点は、橋本さんは調候用神が丙火であり、非常に良好であるという点です。先天運を見る時、調候について一切語らない人もいますが、調候の有無・適切さは運勢に対して非常に大きな影響力をもちます。調候は「生命力」に直結するため、運勢全般に影響することも当然です。
難点は逆に水が不足しているという点で、五行バランスにやや偏りがあるため先天運位相は中の高程度と判断できます(現在の成功は、当然ながら姓名の影響が加わったものです)。水は官であり、昔なら官位、現在なら職位や地位、社会的成功運に直結する干です。官の必要性・重要性については、橋本さんのこれまでの大運動向をうかがうことではっきりとします。
橋本環奈さんのこれまでの大運動向
橋本環奈さんの姓名を判断する時、原局の喜神・忌神だけを見るのであれば、彼女の【木・火・土】という構造は凶と判断するでしょう。しかし重要なのは原局+大運(流年)+姓名構造であることを踏まえると、大運動向は非常に重要なファクターと言えます。
それではこれまでの、橋本さんの大運動向を見てみましょう。
- 9歳~19歳【甲子】水旺運
- この運は2008年から始まっています。前述した通り子水は火の三合を解合し、土を湿土にする喜神運です。やや身弱となるものの、子水が甲木を生じ、甲木が日干の丙火を生じるという非常に良い気の循環があります。また、不及である水が力を得ていることも大変吉です。水は官であり、社会的成功運を司ります。ウィキペディアにはこうあります。
『2007年、小学3年生であったが「テレビに出たい」と思い、母に頼み込んで福岡の芸能事務所「アクティブハカタ」に所属する。初めは地方CMの仕事が中心であったが、ステージに立つのも楽しそうだと思い、2009年、事務所運営のダンス&ボーカルユニット「DVL」に参加する。 是枝裕和監督『奇跡』のオーディションを受け、映画初出演。その後も事務所運営の児童劇団の舞台や地元テレビ局のドラマに出演。小学校の卒業文集に将来の夢は“女優”と書いている』 - 19歳~29歳【癸亥】水旺運(現在)
- 亥水も三合を解合し、良い働きをします。また癸・亥水はともに官であり、官の力量が適切となるため、仕事運や社会運が良好となる暗示です。この運は2018年から始まっていますが、その後の活躍はご存知のとおりで、書くまでもないでしょう。
- 29歳~39歳【壬戌】土・金旺運(その後)
- ところが、2028年から戌土が巡りやや停滞の警告が出ます。戌土は三合に働きかけますが、火に加担という形で三合を強めるため、忌神やや大過となる状況です。天干が壬水なのが救いではあるものの、火が強すぎて中和できません。この時の火の力量は、およそ25~30になりますし、姓名にも二つの火をもつため、比劫大過と言えるでしょう。比劫大過の運は、財や官を弱めるため、主には人気運の陰り・仕事での低迷・財運の低下・恋愛結婚運の波乱等が起きやすい時です。
とはいえ橋本さんは、2038年から【辛酉】の金旺運、2048年から【庚申】金旺運、2058年から【己未】土旺・火旺運と人生の大半に喜神運が巡ります。この時、姓名構造が喜神の土や金に偏り過ぎていると、むしろ運気を弱めてしまうのです。これは原局の日干強弱と大運動向によるもので、当然日干強弱の度合いにも関係します。
たとえば、地支に火の方合ができていた場合は、【木・火・土】という構成は凶となります。また大運が喜神巡りとはいえ、日干が中強以上ある場合においても【木・火・土】は好ましくない構造です。
しかし橋本さんは原局の力量が平~小強程度で、不安定な三合あり。さらに先ほど解説した大運動向と対比した時、【木・火・土】という三才構成は、日干が弱きに過ぎることを防ぎ、常に用神の土を生じるという観点から喜の構造と言えるのです。特に橋本さんのように、火の三合がある命式では、この解合を頭に入れて運勢の観察や、姓名のバランスを取ることが重要です。