四柱推命旺

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クレイジーケンバンド・元メンバー、廣石惠一さんの命式と喜神・忌神

今回は、先日虎の舞でも記事投稿を行ったクレイジーケンバンド・元メンバー、廣石惠一さんの先天運について観察致します。

廣石惠一さんの命式と日干強弱

廣石惠一さんは公式ページによると、1960年11月15日の生まれとあります。この誕生日の三柱は以下です。

天干
地支

廣石さんは日干・丁火であり、月支は亥月・水旺(死令)の生まれとなっています。天干においては丁・庚が合去(無作用化)、なおかつ水の力量が三柱で最も強いため、身弱と考えられる命造です。

  • 木:6程度
  • 火:1程度
  • 土:3程度
  • 金:0~1程度
  • 水:13程度

上記の五行力量は補正をかけています。水は現時点では13程ですので、日干の力量は小弱程度ですが、亥・子が並ぶ構造ですので、身弱となる可能性が高いでしょう。しかしながら、身強となる可能性も皆無ではありませんので、以下に身強となる場合の時柱についても示しておきます。

天干
地支

上記の場合、木が三合を起こし、木の力量は一気に25程度まで上がります。木は子水に生じられて強く、害(忌神)となる命造です。上記の場合、喜神は金・土、忌神は木・水・火となります。ちなみに【壬寅】時の場合は水が通根し、身弱となります。

すべての時柱を調べましたが、身強となるのは上記の時柱のみです。したがって廣石さんの先天運は、身弱である可能性がとても高いことが分かります。

天干
地支

なお上記の昼の時間帯の生まれの場合、午・未が支合し火化しますが、火は死令のため、身強とはなりません。日干・平弱程度です。

大運との関連は?

事象と大運との関連も見ておきましょう。必ずしも忌神運の時に病気になる・死亡するとは限りませんが、時柱が不明の場合は必ず事象と照合することが大切です。

クレイジーケンバンド結成後

クレイジーケンバンドは1997年に結成され、その後しばらくは精力的に活動していたようです。このときの廣石さんの大運は【辛卯(1998~)】であり、用神であると思われる卯木が巡っていました。官の水強身弱の場合は、印(卯木)が巡る時期が人生における最も良運期となります。

2008年~の大運

2008年から廣石さんの大運は【壬辰】運に入ります。順行運ですので、前半4年は木旺運(身弱の場合喜神)、後半6年は土旺運(身弱の場合閑神)であるため、2012年以降は体調が思わしくなかったのではないかと推測できます。なぜなら辰は癸水を蔵干にもち、天干にも壬水が巡っているため、辰は湿土を超えて水を生じ強めますし、時支によっては子・辰の半合を起こすからです。

2018年~の大運

死亡時の大運は【癸巳】でした。巳は火旺運ですが、亥と冲去してしまうため、もし身弱の場合は忌神運となる憂いがあります(時支によっては固有根)。なぜ亥が冲去することが悪いのかというと、亥は用神と思われる甲木を蔵干にもつためです。用神の木がなくなると、健康にも問題があらわれる暗示があります。

実際にクレイジーケンバンドのウィキペディアには、『2022年8月末から膝関節炎療養のため活動休止』とあり、足の関節を痛めていたことが分かります。ちなみに膝関節は木(四肢)と水(骨)が関係していることも興味深いです。

死亡した時の流年運は【乙巳】で、大運と同じ巳火でしたが、おそらくこれは火が悪いということではなく、それまでの水の大過によって徐々に引き越された病だと考えています。忌神運を抜けて喜神運に入った途端に(あるいは直前に)死亡するというケースはかなり多いです。

また廣石さんは虎の舞で解説したとおり姓名構造が悪いため、姓名の暗示誘導による病気発生の懸念もありました。運勢・病の暗示については、必ず先天運と姓名をあわせて判断しなければいけません。

結論:廣石さんの喜神・忌神

今回は廣石さんの情報が少ないためあまり深い洞察は出来ませんでしたが、命造・姓名・事象の考察から、普通格局の身弱と結論づけています。

  • 日干:丁
  • 格局:普通格局
  • 日干強弱:身弱(小弱)
  • 用神:甲木
  • 喜神:木・火
  • 忌神:水・金
  • 閑神:土(湿土忌神、躁土喜神寄り)
  • 調候:丙火