フリーアナウンサー、川口ゆりさんの先天運と喜神・忌神～従財格の判断方法も

『男性の体臭』発言で炎上し、その後事務所から契約を解除されたフリーアナウンサー、川口ゆりさんの先天運について解説いたします。

また虎の舞の方でも解説いたしましたが、川口ゆりさんの姓名構造は先天運との五行バランスが悪く、破滅・波乱を招きやすいとした根拠ともなるものです。

川口ゆりさんの命式と日干強弱

まずは命式を見てみましょう。川口さんは1994年9月27日 の生まれ（ウィキペディア）とあります。

川口さんは日干・丙火であり、月支・酉月・金旺の生まれです。すなわち財が月令を得る命式ですが、三柱の構造で既に日干は中弱ですので、時柱がなんであれ身弱と判断できます。

また食傷・財が強いため従財格も疑われますが、従財格や従勢格となる可能性はかなり低い命造です。その理由としては、まず年干に甲（印）があらわれていること。加えて、辰・酉が合去する可能性が高いためです。

すべての時柱を確認したところ、従格（従勢格）と判断できるのは以下の時間帯のみでした。

上記の場合、戌・辰が冲、および辰・酉が合の関係であるため、合去なし。したがって全地支固有根となり、食傷と財が重々あるため、従勢格と判断できます。

上記も同じで、子・辰水局半合、辰・酉支合のため合去なし。また食傷・財・官が重々とあるため、従勢格と判断できます。

ちなみに上記の時間帯においては財の方合が完成しますが、天干に印の甲木一つ、比劫の丙火が二干あるため従財格とはなりません（財を強く剋すため）。

このように、従財格の選定については条件が厳しく、単純に財が重々とあるから従財格だ！のように判断していると間違えることがありますので、ご注意ください。

したがって従財格・従勢格となる可能性もあるわけですが、現在の喜神・忌神についてははっきりとしています。

川口ゆりさんの現在の大運と喜神・忌神

従財格の場合、喜神は土・金・水、忌神は木・火。正財格の場合、喜神は木・火、忌神は土・金・水と逆転するわけですが、従格の場合は大運に印・比劫が巡ると命式が破格となり、普通格局に転じます。

そこで川口さんの現在の大運を見ると、【庚午（火旺）】となっており、比劫の午が巡るため、たとえ従財格・従勢格であっても現在は正財格であることが分かります。

ウィキペディアの経歴を見ますと、『北海高等学校、札幌大学女子短期大学部キャリアデザイン学科卒業。2014ミス・インターナショナル 日本代表選出大会ファイナリスト。旅行代理店とIT企業2社に勤務経験』とあり、この時期の大運が【辛未】の土旺に当たっていますので、従財格である可能性はやはりあると思います。

しかし2010年代後半から大運が火旺運に入ると、従財格（従勢格）は正財格となります。このとき、元々正財格であった時と喜神・忌神は同一となりますので、現在の川口さんの喜神・忌神は確実に把握できるのです。

すなわち、現在の川口さんの喜神は木と火、忌神は土・金・水であり、この点に照らすと、現在の川口さんの姓名（三才【土・土・土】の土多、食傷大過）は明らかに忌構造であり、波乱ありと判断できるわけです。

特に今年は、地支に辰が巡り土多の様相一層激しくなり、食傷の忌象が明確にあらわれたというわけです。食傷の忌象については様々ありますが、一般的に食傷が衣食住や仕事運を司ることから、失職・転職・没落・生活の危機・財を失う等の事象があらわれることになります。

ちなみに来年からは火の運が3年ほど巡りますので、少し落ち着いた生活を取り戻すことができるしょう。しかしその後に訪れる土・金の流年では、再び運勢が落ち込み大変な状況になるというように、運勢の起伏が激しくなります。

運勢を安定的に保つため～姓名の重要性

このようなことから、姓名構造は単純に原局からのみ判断するべきではなく、常にその人の大運の動向に注意して選定しなければなりません。

川口さんの場合は、2010年から命式破格、そして2021年～2041年まで火旺が続き、その後も2040年後半から24年ほど木旺運が続く。つまり、一生の大半が正財格となるわけですので、土（忌神）ばかりの姓名構造で良いわけがありません。

食傷の大過は、衣食住・仕事・財に大きく関わるため、正財格の間は忌神（食傷）大過し、川口さんは一生の大半（今後～晩年まで）を低位相の不遇な環境で過ごすことになると言えるでしょう。

もちろん、結婚して姓名構造が良くなければこの限りではありませんが、やはり早め早めにより良い姓名を使用していく、ということが重要です。

上記の理由から、川口さんの姓名は、【土・火・木】という構造が最善なのです。