四柱推命旺

十干と十二支から解命を行う本格的四柱推命の専門サイトです。四柱推命の本質と解命方法を詳しく解説し、ユーザーの皆様の理解を深めていきたいと思います。

降谷建志さんの先天運解読と喜神・忌神、そして調候の重要性

久々の投稿となります。

今回は最近不倫(離婚)騒動や病気などで度々話題に上っている降谷建志さんの命式を解命していきたいと思います(一度記事を間違って消してしまい、初めから書き直しています)。

早速見ていきましょう。

降谷建志さんの命式と日干強弱

天干
地支

降谷さんは日干・丁火の月支・寅の生まれであり、日干は身強です。繊細な気質ですが、食傷(土)が通根しているため、アーティスト(表現者)気質であることが分かります。

一応五行の力量を見ておきましょう。

  • 木:約6.7
  • 火:約14.7
  • 土:約4.0
  • 金:約0
  • 水:約0

財と官は0。日干はこの時点で20以上の力量があり、この時間生まれでも日干強です。ただし、

天干
地支

上記時間のみ日干が干合(木化)しますが、従旺格とはならないため位相が大変低く、降谷さんの境遇・大運を考えると可能性は低いと思います。

降谷建志さんの喜神・忌神

ということで可能性の高い普通格局として喜忌を出します。

  • 日干:丁火
  • 日干強弱:身強(中強程度)
  • 格局:傷官格
  • 用神:庚
  • 喜神:金・土
  • 忌神:火・木
  • 閑神:水
  • 調候:水

喜神は金と土。忌神は火と木です。用神は不及となっている財の金。水は喜に近い構造なのですが、地支の寅木を生じる場合は閑神となりますので、一応閑神と定義しています。

ここでのポイントは調候です。寅生まれの場合は調候不要と判断されることもあるのですが、命造が火強となる場合は当然熱すぎる命造を冷ます水が必要となります。降谷さんは日干・丁火の火強ですので、水を得ることが非常に運勢的に重要となります。

このため姓名に水があると良いのですが、本名・芸名どちらにも水がなく、乾いています。したがって、もし時柱にも水がない場合は、大運に水が巡らなければ発福し難く、病弱・波乱となることになります。

ここで降谷さんが成功し始めた頃からの大運を簡単に見ていきましょう。

降谷建志さんの大運動向と事象観察

1996年に桜井誠、馬場育三と共にDragon Ashを結成、同年6月に川崎クラブチッタにて初ライブ(この時の観客はKjの後輩ら4人ほど)。1997年2月21日アルバム『The day dragged on』でDragon Ashのボーカリストとしてビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。1999年頃よりヒップホップの要素を取り入れ、主にラッパーとして活動。客演も盛んになり、Sugar Soul「Garden」、wyolicaの「風をあつめて」、スケボーキングとのEPISODE シリーズ、等に参加(ウィキペディア)

上記は90年代で、ドラゴンアッシュはこの頃から成功し始めました。大運は【甲子】の水旺であり、調候が巡ってきているのです。甲は忌神、子水は閑神であることから、調候の水が発福の原動力となっていることが明らかです。

続く2000年代もバンドは精力的に活動を続けており、その勢いと人気は衰えません。また、MEGUMIさんと結婚したのもこの時期でした。この時の大運は【癸亥】であり、天干・地支ともに調候の水が巡る好運気なのです。しかし、単純に扶抑の喜忌として見ると水は閑神のためそれほど良い運気ではないのではないか?と考えてしまいそうになりますが、調候の重要性を理解すれば当たり前の運気なのです。

2010年代もバンドは継続して活動。メンバーの死もありながらもそれを乗り越えながら、降谷さんはソロ活動も開始しています。

2015年、降谷建志名義でソロ活動を開始。3月16日配信シングル「Swallow Dive」を発売、同年5月20日シングル「Stairway」、6月17日アルバム『Everything Becomes The Music』を発売。2018年より、ソロ活動時のサポートメンバーとともに新たなバンド「The Ravens」としての滑動を開始。2020年10月3日に配信シングル「Golden Angle」をリリース。2022年8月31日に1stアルバム「ANTHEMICS」をリリース。

2010年代の大運は【壬戌】と、食傷の戌土が巡っていることから、さらに表現活動が旺盛になったことは言うまでもありません。また、天干に調候の壬水が巡っていることが重要なのです。ちなみにバンドが成功し始めてからここまで、全ての大運に壬水(調候)があることを確認しました。

ところが、2020年代の大運に入ると、ご存知のように体調不良が噂されるようになります。

2023年9月11日、体調不良のため、同月17日に行われる予定の「WILD BUNCH FEST.2023」への出演をキャンセルすることを発表。1か月ほど前から、強い胸部の痛みやめまい、立ちくらみなどの症状が現れ、検査の結果、狭心症もしくは心臓神経症と診断されているという

そこで2020年代の大運を見てみると、【辛酉】金旺運が巡っています。それは降谷さんの用神ではあるものの、この大運から水が消えて無くなったことが非常に重要な運気の転換点となったことを示しているようです。

このようにせっかく用神が大運に巡ったものの、調候が無くなってしまったため、用神のエネルギーが活きてこないということがよくあります。

それでは、大運に扶抑の用神が巡るものの、調候が不及となる場合は、一体どんな運勢になるのか?と疑問に思うでしょう。降谷さんの場合は、調候が官(水)、用神が財(金)のため、概ね以下のような運勢傾向となります。

  • 財運は問題ないが、健康状態が悪い(火強の場合は、特に心臓・血流関係・精神的な問題に注意)。
  • 既婚者の場合は、浮気や不倫をしやすい時期(財は女性を象徴する)
  • 財があまりに強い場合(降谷さんの現在のように)、家庭を忘れて遊びに没頭する傾向あり。財が喜神の場合、女性にはモテる(困らない)時期。
  • 食傷(表現)の力が抑えられ、財を得る活動に興味が向くようになる。
  • しかし調候の不及により生命力・活力が大きく低下するため、活動力も減り、結果的に利益も減る傾向あり。

このような運気となります。また調候というものは、当然気質にも影響します。調候は生命力の要となるものですので、調候が不及だと気質薄弱・いい加減・そもそもやる気が湧かない・自暴自棄といった状況を招くのです。

時柱が分からないため推測とはなりますが、降谷さんの運勢状況は現在、このような調候不良の状態になっていると思われます。そこへ、2022年【壬寅】火強(ただし、調候の壬水が巡りなんとか安定を得る)、2023年【癸卯】と忌神が続けて巡り、健康に問題が出てきたのだと考えられます。

また、今後も辰の後には火の運が3年間巡るため、健康にはよく注意する必要があります。

来年【甲辰】壬なし、【乙巳】壬なし、【丙午】壬なし、【丁未】壬なしと、少なくとも4年間は調候が巡りません。

降谷さんの姓名(芸名)については、喜神が優勢となっており成功するべき要素は備えているものの、重要な調候の水がないため、ここへ来て一点病弱・波乱の運勢に陥っているということが言えるのではないでしょうか。