四柱推命旺

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『忌神運の時(悪運期)には、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?』に回答

実は私もこの点(忌神運の時には、どのようなことに気をつければいいのか?)については、四柱推命を学び始めた頃、深く考え悩むことがありましたが、現在では明確な答えが出ています。

それは、『常に(喜神運でも忌神運でも)万全を期して生きる』ということです。つまり常に気を付けて生きろということになります。

『常に(喜神運でも忌神運でも)万全を期して生きる』その理由1

至極単純な話になりますが、病気の多くは不摂生な食生活や不規則な日常生活、または過労や慢性的なストレス等から引き起こされます。このため、健康については当然のことながら、『忌神運だから今から気を付けよう!』というのではもう遅いのです。

もちろん喜神の運気であれば、多少不摂生をしていても問題ないかもしれませんが、次の忌神運期で不調が出てくることは必然です。また喜神運期であっても、あまりに心身に負荷を掛ければ体調が悪くなるのは当然の理です。

ということは、やはり常日頃から健康を強く心がけて生活していく方がいいに決まっています。

『常に(喜神運でも忌神運でも)万全を期して生きる』その理由2

また、四柱推命を詳細に観察しても、実はどの部位にいつ頃病気が出るのか?なんてことは分かりません。たとえば火強金弱の命式の場合、金の部位が弱いから、肺・呼吸器系・皮膚・大腸なんかに病気が出る可能性が高いとは言えるのですが、確実なものではなく、やはり人によって忌象や病の出方は様々なのです。

さらに、火強金弱と言っても、著しい火強であれば金だけでなく木や水も弱い状態(不及)となるため、これらの部位に対しても危惧しなければいけません。さらに大過する火の部位にも注意が必要です。

ということは、やはり常日頃から健康を心がけて生活していく方がいいに決まっています。それでもし体調になにか異変を感じたら、すぐに病院で見てもらうとか、健康診断は欠かさないという姿勢で良いのです(私は病院嫌いなので必要以上全く行きませんが)。

『常に(喜神運でも忌神運でも)万全を期して生きる』その理由3

それから占い師に『災難に気を付けてください!』と言われて、一体何を気を付ければいいのでしょうか?たとえば、忌神運期においては以下のような忌象(災難)が出ることがあります。

  • 車を信号待ちしている時、後ろから激しく追突され、むち打ちに
  • たまたま配属された部署の上司から激しいパワハラを受ける
  • 引っ越し先の隣人が狂っており、毎日壁を激しく叩いてくる

など、なかなか気を付けるにしても難しいことが多いでしょう。もちろん易占い等を利用すれば、避けるべき物件や方角などは分かりますが、その日は車を運転するな、そこを歩くな等は無理でしょう。

ということはこの場合も、常日頃から周囲の状況や環境に注意して生きる、ということが最善だと言えるでしょう(常に安全運転を心がけることは誰にでもできるはずです)。もしくは私のように、なるようにしかならない、と半ば諦めのような気持ちで対処するしかないのです。

『常に(喜神運でも忌神運でも)万全を期して生きる』その理由4

それから若い方や新婚の方の場合は、パートナーや配偶者にフラれるのではないか?このまま長く関係が維持できるのか?と危惧される方も多いです。

しかし、そんなことを気にしていて楽しいでしょうか?もちろん楽しくはないですし、むしろ相手から見たら、そんな自己中心的な不安を抱えているような相手は重たく感じるため、段々と鬱陶しくなってくるのは必然なのです。それで結局別れてしまうという流れは、これは引き寄せの法則でも何でも無く、ただ単に相手に見透かされているだけです。

ですからそんな不安を考える前に、まずは相手とどうしたら楽しく過ごせるだろうか?相手をどうしたら幸せにできるだろうか?等の考えに集中するほうが全然うまくいくはずです。

また長く良好な関係を維持するためには、普段の言葉遣いや態度にも気を付けなければいけません。相手への批判やマウント等をしょっちゅうやっていて、長く良好な関係が維持できるわけはないのです。これは職場や友人等の人間関係も同じです。

したがってこの問題も、常日頃から明るく前向きに、万全を期して生きるということが正解であって、忌神運だから何か特別な策を講じなければならないということは全然ないのです(もちろん事態が急激に悪化すれば特別な策を講じる必要はありますが)。

『常に(喜神運でも忌神運でも)万全を期して生きる』その理由5

最後は仕事運や成功についてです。特に大成功者と呼ばれるような方々は、いつでも手を抜かず、素早い行動力と決断力で努力邁進していきます。

これは、『常に万全を期して生きる』そのものであって、裏を返せば、だからこそ大成功したとも言えるのです。

ですので、忌神運だからちょっと休もう、喜神運だからちょっと頑張ろうといった感じでは、相当良い運気が巡ってきたとしてもその成功の度合いは小さく留まります。

反対に、忌神運の時期は勉強や下積みの時だと思って奮闘することにより、次の喜神運期には大きな花が咲くということは容易に想像できるはずです。もちろん、努力したら必ずその分だけ実りが出るという理屈はありませんが、努力自体が人間の能力を向上させる可能性を秘めているため、やって損はないでしょう。

ということから、この問題も『常に(喜神運でも忌神運でも)万全を期して生きる』が正解となるのです。

忌神運の時に結婚や開業はダメですか?

これも全く問題ないというか、むしろチャンスを逃す間違った考え方です。私も忌神運の時に結婚や開業をして、これまでうまくいっています。というか、その時に行動していなければ今はありませんでした。

そして、成功者もそれは同じです。というよりも、忌神運の時に、逆境に負けず努力や前進をしたからこそ今があるのです。