四柱推命旺

十干と十二支から解命を行う本格的四柱推命の専門サイトです。四柱推命の本質と解命方法を詳しく解説し、ユーザーの皆様の理解を深めていきたいと思います。

生剋名【比肩】について

生剋名【比肩】は日干と同一の五行で、なおかつ陰陽の同じ干を指します。日干は生命エネルギーの核となるものですので、日干と同一五行である比肩・劫財は日干を助ける干(エネルギー)と言えます。

比肩の意義

「比肩」は日干と同一の五行で、なおかつ陰陽も同じ干を指します。つまり日主が「甲」なら比肩は「甲」、日主が「庚」なら比肩は「庚」です。

同一の五行で同じ陰陽である比肩には、「同一」「密接な関係」「肩を並べる」といった意味から「比肩」と名付けられています。

ちなみに「比」には並ぶ、くらべる、同列、同類といった意味があり、「肩」には身体としての肩や腕の意味がありますので、それらをあわせて「同一のもの」「兄弟」「親友」「同類の干」という意味をもたせているようです。

比肩の作用と性質

日干と同一五行である比肩には「日干を助ける」という作用があります。この作用から比肩特有の性質も生まれてくるわけですが、日干の強弱や命式の様相によってその性質傾向は大きく変わってくるものです。

ということですので、以下に比肩の良い面と悪い面に分けて比肩の性質を解説しておきます。

比肩の良い面比肩の悪い面
独立心旺盛、自尊心がある、勝ち気で意志が強い、積極的、競争心旺盛、独創的、友人に恵まれる 独断的、強情、強引、自我が強すぎる、固執・執着、わがまま、破壊的、財運が弱い

以上は分かりやすいよう、比肩の性質を極端にあらわしています。性質傾向は命式の様相によってその程度が様々ですから、喜神だから喜神的傾向がすべてあるとは限りません。

また、大運の動向によっても喜神・忌神の度合いは変わってくるものですので、その点も加味しながら柔軟に性質傾向を読み解く必要があり、この点は注意が必要です。

比肩の六神

六神とは「父、母、兄弟、姉妹、配偶者、子女」のことです。四柱推命では、生剋名にそれぞれの六神を当てはめて事象を占います。

比肩は「兄弟、姉妹」を象徴します。また同列・同一といった意味から、「友人、仲間、同僚」といった意味もあります。つまり「兄弟、姉妹」との関係が良好か否かなども、比肩の喜忌を見ることによって知ることができます。

比肩が象徴する六神
兄弟、姉妹、友人、仲間、同僚

日干から見て比肩に当たる干

以下は日干と比肩に当たる干を表にしたものです。比肩は同一の干を指しますので大変分かりやすいと思います。

日干比肩に当たる干

比肩が喜神・忌神となる格局と判断

以下に、比肩が喜神となる場合と、比肩が忌神になる場合の格局と判断について記しておきます。

比肩が喜神になる格局と判断

  1. 命式が「普通格局」に分類され、なおかつ身弱となる場合
  2. 命式が「陽刃格」「建禄格」「月劫格」に分類され、なおかつ身弱となる場合
  3. 命式が「従旺格」「一行得気格」「化格」に分類される場合

比肩が忌神になる格局と判断

  1. 命式が「普通格局」に分類され、なおかつ身強となる場合
  2. 命式が「陽刃格」「建禄格」「月劫格」に分類され、なおかつ身強となる場合
  3. 命式が「従児格」「従財格」「従殺格」「従勢格」に分類される場合